渋谷スピリチュアリズム研究会

霊的真理を軸に様々なテーマで交流しています

読書会の感想をいただきました。

【渋谷シルバーバーチ読書会に参加して】


これまで2回このシルバーバーチ読書会に参加させ頂きました。

限られた見聞ですが、シルバーバーチ読書会を探して居られる方々の参考にとこの会の運営や雰囲気をご紹介したいと思います。

会はいつも前半が読書会、後半が自主発表会になっています。

読書会はある程度輪読しますと、自由な話し合いになります。

そこでは、文章の解釈は勿論ですが、文意に関連する様々なお話し、人生での経験や関連した様々な文献などが紹介されます。

それはあたかも参考者一人一人の赤や黄色の糸が機織り機で紡がれていくように思います。

会が終わりますと綺麗な絨毯が仕上がっているようです。

シルバーバーチの霊訓は、文章は単純ですが、意味は深く、一人の人間の蘊蓄や人生経験をもって語られるものではありません。

シルバーバーチは一人一人の人間の可能性を信じ、万人を謳歌しています。

私はこの会の読書方式は、極めてシルバーバーチの意に叶っていると思っています。

主宰が自己充足的であったり、自分のカルマの解消に会を利用する等は論外だと思います。

お互いが支え合い、助け合って霊的に成長し、そこに最上の喜び感じることこそ会の目的と考えていましたが、この読書会には、一人一人参加者への思い遣りがあります。

例えば除霊を救霊と呼ぶなど会には参加され方々に対し愛情と信頼感があります。

参加していても不安や緊張感はなく安心感があるのです。

仏教や仏典が紹介されますが、シルバーバーチが務める神庁を統括するイエス・キリストが12歳から30歳までインドで過ごしたことを考えると、シルバーバーチキリスト教仏教の3つの思想と哲学がどのように関連しているのかを知ることはとても興味あるところです。

後半の会では、誰でも自由に、資料を配布し発表する機会が与えられています。

組織は活きもので、参加されている方々が活き活きしていないと、会は衰退し消滅します。

又誤った思想は人生をしばしば迷わせます。

そうした会にならないためには、会が一人の権力者に管理統制されることがなく、参加者が真理を語るときには、対等・平等でなくてはなりません。

人間は姑息で、歪んだプライドがあるとしばしば相手の言論を封じ込めるものです。

真理の探求には他の意見に耳を傾ける謙虚さがなくてはなりません。

この会にはシルバーバーチに出会ったときの感情を彷彿させるものがあります。

2回の限られた参加ですが、私は自らの霊性を高める機会を与えられたことに感謝すると共に、この会の発展と充実を心から願っています。

 

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ご丁寧な感想をいただきまして、恐縮すると共に心から感謝いたします。

参考者一人一人の赤や黄色の糸が機織り機で紡がれていく」

それはこの会を始めた時からの願いです。

霊的知識によって壁を作ってしまうのではなく、それぞれの個性が活きる読書会にしていけたらと思っております。

まだまだ至らない点も多いかと思いますが、今後とも宜しくお願い申し上げます。